フクラギはブリの幼魚で、コズクラよりさらに成長して脂がのっています。
コズクラのように、ざん(アラ)を使ったとても美味しい味噌汁ができるので1尾で買い、お店でさばいてもらいましょう。
片身は刺身でいただいて、骨のついたもう片身は煮魚にしてみましょう。
ふわふわの白い身を煮汁につけていただきます。骨の周りの身も味がしみこんで美味しい。
かんきつ類の汁を入れて煮ると魚の臭みが和らぎます。
材料(3~4人分)
フクラギ 骨付き片身
しょうがの薄切り 5~6枚
チンゲン菜 2株 ・・・白い部分と葉の部分に切り分けておきます
【A】
水 カップ1
酒 カップ1/4
ブラウンシュガー 大さじ3
しょうゆ 大さじ1
ゆずの絞り汁 1/2個分
味噌 大さじ3~4
作り方
- フライパンに【A】を入れて煮立たせます。
4~5等分に切ったフクラギを皮が上になるようにして並べ入れます。
弱火で落としぶたをして7~8分煮ます。
ポイント
火加減は、フクラギが固くならないよう弱火ではありますが、落としぶたの下で煮汁が対流する程度です。 - 味噌を水カップ1/4で溶き、フクラギの上にのせるようにしてかけます。
フクラギの横にチンゲン菜の白い部分を加え3~4分煮てから葉を加えさっと煮ます。 - フクラギとチンゲン菜をお皿に盛り付けます。
フライパンをもう一度火にかけ、煮汁を少し煮詰めます。
とろみがついたらフクラギの上に多めにかけます。
ポイント
煮すぎると濃くなるので味をみながら煮詰めます。