炊く前にきのこに調味料をまぶしておくと水分が抜けて旨味がでやすくなります。
すべてのきのこをボウルに入れ酒、しょうゆを加えて手でふわっと混ぜると秋の香りに包まれます。
きのこの風味と新米の美味しさを味わうため味付けは最小限にしましょう。
薄味なのでお刺身がよく合います。
きのこが5種類そろわない場合は全体で同量になるようにします。
材料
新米 3合
きのこを5種類 合わせて250g
(なめこ、椎茸、えのき、しめじ、舞茸など)
【下味】
酒 大さじ1
しょうゆ 大さじ1
塩 ひとつまみ
昆布だし 500~600ml(きのこから出る水分や、土鍋で炊く場合などによって調整します)
作り方
- きのこは石づきを切り落とします。
椎茸は5ミリ幅、えのきは2センチ長さに切ります。
しめじは小房に分け、舞茸は手で小さめに割きます。
きのこをボウルに入れて下味の材料を加えたら手でひと混ぜし、20分以上おきます。
きのこから水気が出ますのでざるにあけて、きのことつけ汁に分けておきます。 - お米は洗ってざるにあけ、15分ほどおきます。
炊飯器の内釜にお米を入れて、1のきのこの水気が出たつけ汁を加えます。
3合の目盛りまで昆布だしを注いで軽く混ぜます。
きのこを広げ入れて普通に炊きます。
ポイント
新米はやわらかく炊き上がるので、水加減はいつもより気持ち少なめにしましょう。
土鍋で炊く場合は、水分が蒸発しやすいので水加減は炊飯器より多めにし、沸騰するまで中火、その後は弱火で15分、火を止めて10分蒸らします。