小さい甘えび1匹で小さいおすしを作ります。
見た目は不格好でも、自分でにぎったお寿司は格別です。
一つずつ手酢で殺菌しながらにぎれば安心です。
材料
甘えび(殻付き) お好きな量
わさび
<酢めし>(作りやすい分量)・・・残ったら冷凍しましょう
米 2合(カップ2)
昆布だし ・・・酒と合わせて炊飯器の目盛りの2合になるようにします
酒 大さじ1
すし酢 ・・・ごはんが炊き上がる前にボウルに入れて砂糖を溶かしておきます
酢 大さじ3
砂糖 大さじ1
塩 小さじ1
作り方
- 酢めしを作ります。
米は洗ってざるにあけ、15~20分ほどおきます。
炊飯器の内釜に入れて、2合のところまで昆布だしとお酒を入れます。
吸水させずに(つけたままにしないで)すぐに炊き始めます。
炊きあがったらすぐにごはんの周りにしゃもじを入れて1週させ、寿司桶またはボウルの上にひっくり返してあけます。
熱いうちにすし酢を加えて切るように混ぜ、一気に冷まします。
粗熱が取れたら、濡れ布巾をかぶせておきます。タオルペーパーとラップを使ってもよいでしょう。 - 甘えびの下処理をします。
左手でえびの背側を持ち、キッチンばさみで頭の周りのひげと長い足を下から上に向かって一気に切り落とします。
手で頭を取り外し、尾を残して殻も外します。
ポイント
殻は腹側から背側に向かってくるっと外すと足も一緒に取れます。
青い卵がついているときは殻を外すと一緒に外れます。
頭と殻(卵も)は味噌汁に入れると美味しいので取っておきます。
頭側の殻が外れずに残りやすいので気を付けましょう。 - にぎります。
ボウルなどに酢と水を同量混ぜたもの(手酢)を用意します。
にぎる直前にえびの背側に包丁を入れて開きます。
手酢を指先と左手のひらにつけます。
左手でえびを持ち、開いた面にわさびをのせ、小さく丸めた酢めしをのせたら左手を軽く丸め右手の親指を添えます。これでシャリが形作られます。
転がすようにして裏返し、右手の人差し指と中指を添えながら左手を軽く丸めます。
左手の親指で端を軽く押えます。くるっと回して反対の端も同様に整えたら出来上がり。
ポイント
酢めしは片手で丸めるのが難しい場合は、最初に丸めたものを作っておきましょう。
お米をつぶさないように、握るというより空気を含ませてまとめる感じです。
ネタとシャリに触っている時間を短くするよう手早くにぎりましょう。
1回にぎるごとに手酢をつけましょう。シャリが手につきにくく殺菌にもなります。