暑い季節にからだを冷やしてくれる冬瓜。八方だしをふくませながら煮ます。
くちどけのよい淡白な冬瓜に、皮を香ばしく焼いた鶏もも肉がよく合います。
冬瓜の美しい緑色を残したいので皮は薄めにむいて、火が通りやすいように切り目を入れます。
材料(2~3人分)
冬瓜 正味300g (1個の冬瓜を横に1/3に切ったもの)
鶏もも肉 2/1枚
八方だし カップ2
みりん 小さじ2
うすくちしょうゆ 小さじ2
しょうゆ 小さじ1
かたくり粉
しょうが (ひとかけをすりおろす)
作り方
- 冬瓜は縦に4等分に(断面に対し十字に)切り、種とワタを取り除きます。緑色を残すように皮を薄くむきます。皮側に格子状に切り目を入れます。
それをさらに1センチ幅に切ります。 - 鶏もも肉は黄色い脂を取り除きます。フライパンに皮目を下にして入れます。皮にカリッとした焼き目がついたら取り出します。(皮側だけでOK)粗熱がとれたら、1センチ幅に切ります。このとき皮を下にして切ると滑りにくいです。
- 鍋に冬瓜を入れて八方だしを注ぎ、中火にかけ10分ほど煮ます。
竹串を冬瓜の皮の近くに刺してスッと通るくらいになったら、みりん、うすくちしょうゆを加えさらに5分ほど煮て味をしませます。 - 鶏肉にかたくり粉を薄くまぶし、3の鍋に加えて火を通します。仕上げにしょうゆを加えます。器に盛ったらしょうがのすりおろしをのせて出来上がり。
ポイント
八方だしは、材料を一度に入れて煮るだけなので、ぜひ使ってみてください。
八方だしの作り方
(材料:水1リットル、昆布5g、かつお節15g、酒カップ4/1、みりん大さじ2)
材料をすべて鍋に入れて強火にかけます。沸騰したらアクを取り、中火で10分間煮立たせます。ざるに紙タオルをしいてこします。