秋を堪能するお菓子です。
紅玉の酸味と、さつまいもの甘みを生かしたいので砂糖は少なめです。
1日おくと、しっとりとしてシナモンの香りもやわらぎます。
材料(直径18センチの丸型またはマンケ型)
<りんごのカラメリゼ>
紅玉 大2個
グラニュー糖 50g
無塩バター 20g
レーズン ・・・ラム酒に漬けたものをお好みの量
シナモンパウダー 小さじ1/2~1
<生地>
卵 2個
ブラウンシュガー 80g
薄力粉 80g
ベーキングパウダー 小さじ1
無塩バター 50g
さつまいも 200g
牛乳 150ml
無塩バター 30g
作り方
-
- りんごは皮をむき、8等分のくし形に切ります。
フライパンにグラニュー糖を入れて強火にかけます。
煙が出て濃いこげ茶色になったらバターを加えます。
りんごを入れてフライパンをあおりながら、カラメルをりんごにからめます。
りんごが少しやわらかくなってきたところで火を止めそのまま冷まします。 - さつまいもは皮をピーラーなどでむき、1センチ幅の輪切りにして水に5分ほどさらします。
鍋にさつまいもと牛乳を入れて中火にかけます。
鍋の周りがふつふつと煮立ってきたらごく弱火にして、さつまいもがやわらかくなるまで煮ます。
火を止めてバターを加え、熱いうちにさつまいもをフォークなどでつぶしながら牛乳の水分をさつまいもに吸わせます。
ポイント
さつまいもはやわらかく煮ましょう。
つぶれた部分は牛乳となじんで生地に混ざるとしっとりします。
このとき小さい塊を残してさつまいもの食感も楽しみましょう。
- オーブンを170度に温め始めます。
型の側面に刷毛などで、1のカラメルソースを塗ります。
りんごを横にして(寝かせて)しきつめます。
すきまにレーズンを散らし、シナモンパウダーもふりいれます。
フライパンに残ったカラメルソースも入れます。
ポイント
底が抜ける型の場合、ソースがさらさらだと流れ出てしまいます。
その場合は少し煮詰めてから入れましょう。 - 生地をつくります。
バターを耐熱容器に入れ、電子レンジの500Wに40秒~1分かけて溶かします。
薄力粉はベーキングパウダーと一緒にふるいます。
ボウルに卵を割り入れて、ハンドミキサーでかき混ぜます。
ブラウンシュガーを加えて、さらにハンドミキサーでもったりとするまで混ぜます。
生地を持ち上げたとき、リボン状に垂れてすぐに消えるくらいの固さが目安です。
粉を2回に分けて加え、泡をつぶさないように、でも粉が見えなくなるまでしっかりと混ぜます。
3のさつまいもと溶かしたバターも加えて、全体をよく混ぜます。 - りんごをしきつめた型に生地を流し入れます。
170度のオーブンで40分ほど焼きます。
粗熱が取れたらお皿をかぶせてひっくり返し、型からはずします。
- りんごは皮をむき、8等分のくし形に切ります。